MOMOのBLゲー等感想。

ボブゲの日記 今は古書店街の橋姫がマイブーム。ネタバレ配慮全くしてません。

ROOM.9 感想

GW半額セールでROOM.9を衝動買い。周囲からダイマされながらもずっと買うかどうか迷っていた作品なので、半額は素直に嬉しい。(2000円弱)
DL購入したrar分割データを解凍結合する手順に少々手間取ったり、起動後何故か立ち絵とスチルが表示されない&謎のバグで強制終了する等非常に心臓に悪いトラブルが起きつつも、キャッシュを消して再DLして何とか無事にプレイ出来て良かった…。DL版こわい。

 

UIとシステム関連は流石のparade。個人的にはボブゲ業界トップを独走してると思う。とても洗練されていて、細かいところまで手が届きまくるステキ仕様。テキスト枠が透明で、スチルが枠に邪魔されずに見られるのはすごく良かった。文字も影付きで見やすい。作画も塗りも一切崩れがなく、パケ絵・立ち絵・スチルでクオリティの落差がないのも素晴らしい。あとバックグラウンドボイス(Hシーンでずっと途切れずハアハア喘いでるやつ)に関しては全ボブゲに実装して欲しいくらい画期的なアイデアだと思う。

以下かなり辛口感想になります。

 

 

ルムナンを一言で表すと「セックスしないと出られない部屋」
ノンケの親友二人が拉致監禁され10日間異常なプレイを強いられるというストーリー。

 

今まで真っ当に生きてきて、これから夢に向かって頑張ろうとしている何の落ち度もない若者二人が数々の悲惨な目に合うわけだけども、私は萌えるより可哀想で仕方なかった…。>< BLはエロよりキャラ萌えやエロに至るまでの恋愛過程を重視しているので、開始早々いきなりエロ→エロ→エロ→∞→endという流れに困惑。
そのエロシーンも毎度濃いからだんだん賢者通り越して胸焼けしてくる。最初は手コキや血液を抜く等比較的ソフトな内容だけど、回を増すごとにプレイがハードになっていく鬼畜仕様なので、気の毒さと居た堪れなさもパワーアップしていく。(興味本位で汚物緩和offにしてたら某汚物噴出シーンで死ぬほど後悔した…)

 

攻めの大地はあらゆるプレイの最中に、逐一前の彼女にしてもらった時~とか彼女とした時は〜と何かと女との経験を思い出すのが地味に萎えた…。ノンケだから女を想像して興奮を高めようとするのは当たり前なんだけど、私は過去の女の影が見えたり匂わせるBLキャラが地雷で………(;^ω^)
スチル体位も誠二の痴態がドアップで、攻めの大地は手や体の一部分しか見えてない典型的エロゲ構図が多くてなんだかな…思い返すと前作ノーサンもそんなのばっかりだった。笑 抜きゲーならともかくボブゲなので、局部アップよりも画面内に二人収まってて欲しい。

 

終始一貫してボーイズのラブはなかった。友情や親愛はあったけど恋愛要素はなかった。そしてこれも前作からの悪い伝統なんだけど、真相や伏線が未回収のまま丸投げend。結局黒幕は誰だったのか、何の目的でこんな非人道的な実験をしていたのか、膨大な資金源は、あの美味しい料理は誰が作っているのか…etc謎が全て明かされないままアッサリ終わるので「つまり何だったんだ」感が半端ない。広げようと思ったらいくらでも広げられる設定なのに、小さくまとめて後はプレイヤーの想像にお任せするparadeのスタンスは個人的には好きじゃない。5日か6日目あたりから日常描写も減って作業的に課題をこなすだけになるのもなー…惜しい。合間に他の部屋の様子を挟むとか、ふいに脱出のチャンスが訪れるとか、ポイント交換した意外な品で突破口を開くとか、黒幕の正体が徐々に分かっていくみたいな展開もあったらひたすらセックスしてるだけのマンネリ感もなかったかな。

 

前作から薄々感じてたけど、私はparadeと相性が良くない。リバもレイプもモブ姦も死姦も美味しく食べるけど、お互い萎えつつ・愛のないまま嫌々やるシチュエーションには全く興奮しなかった。直球の男性向け風表現よりも多少奥ゆかしいぐらいの表現の方が好きだし。どこ見ても絶賛レビューだらけのなか私みたいな少数派もいるという事で…。地雷なし・男性向けエロ好き&グロスカ萌え・BL上級者向けブランドなのは間違いない。色々辛辣な事書いたけど、paradeの作画崩れのなさと妥協なく濃い性癖ぶっこみまくる点は好き。2作連続出来はとても良かったし。次作が甘々純愛ものだったらまた買ってしまうかもしれない…。

 

改めて私は痛々しい描写やグロが結構苦手かもしれないと気付いたので、贄の町がちょっと不安になりつつある…でも贄町絵柄とOP曲がすごく好みなんだよな。